巨人・オコエ 「反社」報道で波紋 ささやかれる「新たな火種」
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現役ドラフトで楽天から巨人に入団したオコエ瑠偉外野手(25)がキャンプインを前に渦中の人となっている。
19日発売の「週刊新潮」(1月26日号)に報じられた内容によると、昨年12月17日、指定暴力団住吉会系の三次団体に所属する主催者が開催した宴会に出席していたという。
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記事によると、オコエはこの主催者と面識があり、宴席に呼ばれたという。会食の場では、参加者に求められてサインを行い、打撃フォームを披露する場面もあったとされる。また記事中ではこの主催者と参加者をめぐって暴力沙汰のトラブルがあったことも伝えられている。
いうまでもなく、野球界では協約で暴力団などの反社会的勢力との交際は厳しく禁じられている。
球団は週刊新潮に対して、オコエが主催者の男性と面識があったこと、宴会に参加したことを認めたうえで、「(オコエ)本人が暴力団など反社会勢力と交際していた事実もありませんし、本人もそのような認識は一切ありませんでした」と回答している。
今回の報道について球界内からもこんな声が上がっている。
「楽天時代から交友関係の広さは知られていたとあって、こういった報道があってもおかしくないとは言われていた。一方で獲得した巨人とすれば、反社を強く打ち出しているとあって、今後事件化されれば、さらに対応が必要となる場合もありそうです」(球界関係者)
主催者の素性を「知らなかった」とはいえ、暴力沙汰が起きた宴席の場に居合わせたことは事実。今後事件化されるなど事態が動けば、さらに球団が対応を求められることも出てきそうだ。