【がけっぷちの男たち】楽天・オコエ~勝負の7年目 甲子園のスターも野球人生の岐路に~
一般紙の楽天担当記者はこう分析します。
「96打点とチャンスに強く、打点王に輝いた島内に加え、ゴールデン・グラブ賞を獲得した名手・辰己、さらには経験豊富な岡島ら、超えなければいけない壁は高いと言わざるを得ません。それに加えて、日本ハムを自由契約になった西川が加わった。職人気質のバットマンはプロ意識が高く、年俸は2億4000万円から1億5500万減の8500万円まで減り、巻き返しに燃えている。ここに割って入るのは容易ではありません」
さらにその記者は、下からの「突き上げ」も大きいと証言するのです。
「ドラフト1位の昌平高校・吉野創士選手はGMも兼務する石井一久監督自らが獲得を望み、単独で一本釣りした逸材。まずは2軍で鍛えると思いますが、とにかく練習熱心だけに、近未来の中軸候補として期待されています。オコエとは『右打ちの外野手』で丸かぶりしますからね」
オコエにとってはプロ7年目のシーズン。逆境からはい上がる姿を、杜の都のファンは楽しみに待っていることでしょう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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