夏のオーストラリアを舞台にした2連戦がいよいよ幕開け!注目の米ツアールーキー・河本結ら日本勢に大会直前インタビュー
夏のオーストラリアを舞台にした2連戦の初戦は男女共催大会。注目は今季2戦目となる河本結。デビュー戦で8位タイという好結果を残した勢いで、初優勝を狙う。さらに野村敏京、山口すず夏にとっては今季初戦となるだけに、今シーズンを占う意味でも重要な大会となってくる。また、男子勢からは欧州ツアーを主戦場とする谷原秀人も参戦。真夏のオーストラリアで多くの日本勢が躍動する。
■河本結
写真/GettyImages
Q.まずは大変な移動の中お疲れ様です。オーストラリアいかがですか?
「初めてのオーストラリアなので、またアメリカとは違った雰囲気で、新鮮です」
Q.デビュー戦でしっかりTOP10フィニッシュを決めました。今のお気持ちどうですか?
「思っていたような感じのゴルフ、良いパフォーマンスが出来たので、あの順位でしたが、逆にまだ足りていない部分もすごく発見することが出来て、本当に収穫のある1試合だったと感じています」
Q.特に手ごたえのあった所はどんなあたりですか?
「自分に自信を持っていいなと感じたのは、ショット。練習してきたものがすごく良い感じで仕上がってきているので、ショットは自信を持っていいなって思いました。ただ、まだパッティングのタッチだったり、グリーン周りの芝にあまり慣れていない部分があるので、そこはもっともっと練習していかないといけないですし、英語ももっと勉強しなきゃいけないという風に思いました」
Q.特に課題が残ったと思われるのはどの辺りですか?
「オーストラリアでは芝はもちろん、グリーンの大きさも違うと思いますし、ショートゲームでの対応力をしっかり付けていかなきゃいけない、っていう風に感じています」
Q.特に自分の中で、「ココは手ごたえを感じる、イケるな」って思うのはどの辺ですか?
「意外とドライバーの飛距離も、コースが広いので振れていて飛んでいると感じましたし、ショットもそれなりに良かったです。やっぱり一番思ったのはどこにいても自分のゴルフを変えないでプレーすることが大事だと改めて思いました」
Q.「こんな所を見てもらいたい!」という自分のプレーはありますか?
「本当に新しいことばっかりで、またオーストラリアも初めてですし、新鮮です。楽しんでプレーしたいなって思います。この試合、男子と女子が交互試合に出て行って、すごく違う雰囲気が味わえているので、そういう所を感じ取ってもらえれば嬉しいなって思います」
Q.そういう所も含めてすべてが東京オリンピックに繋がると思いますが、その辺はいかがですか?
「はい、これからの1打が物凄く大きな1打になってくると思いますし、いつも変わらず自分のゴルフを貫くっていうことが大事だと思います。どこにいても良いプレーをして、東京オリンピックに繋がるようなゴルフができたらと思います」
Q.河本選手にとっての、このコースを教えてください
「すごく乾燥していて、日本にはないグリーンという印象です。グリーンも芝も全然違っていて。ちょっとグリーンはパックをしてあげたいくらい乾燥しているというか(笑)。でもすごく良いグリーンですし、風も吹いてきて、物すごく難しくて戦略性のあるコースです。ゴルフの技術とマネジメント力が試されて物すごく面白いコースになっていると思うので、面白いゴルフを見せられるんじゃないかと思います」
Q.その中でご自身の期待はどの辺に置きますか?
「本当に大事な試合になると思いますし、自分も気合いが入っているので、目指すは優勝ですが、まずは自分のプレーに徹して頑張ります」