ヨーロッパシリーズ最終戦で魅せるか!?上原彩子に大会直前インタビュー
2017年に新設された大会で、欧州女子ツアー(LET)と共催される。会場となるルネサンス・クラブはエディンバラの東部にあり、北海の海岸沿いに位置するリンクスコース。スコットランド特有の海からの強い風や、強く深いラフ、深いバンカーが選手たちに立ちはだかる。
メジャー2連戦明けとなる今大会。日本勢から唯一出場するのは、先週の「全英AIG女子オープン」最終日に猛チャージを見せた上原彩子。開幕前日の上原にインタビューを行った。
写真/GettyImages
■上原彩子
Q.メジャー2連戦を終え、ご自身のコンディションはいかがですか?
「コンディションは良いです。場所はスコットランドに移動して、先週のコースよりも全英のような感じがするコースです。」
Q.リンクスコースとなりますが、戦略ポイントはどこになりますか?
「まず、スコットランドは天気ですね。今も雨が降っていますし、今朝ラウンドした際も風が強かったです。雨や風、寒さがある中で、クラブ選択や攻め方がすごく大事になってくると思います。」
Q.具体的にこのコースの攻め所はどのあたりでしょうか?
「風が吹くとグリーンを外した際にどれだけ拾っていけるかがポイントになると思います。」
Q.コンディションが厳しい中でのラウンドとなりますがいかがですか?
「明日の天候は問題無さそうですが、金曜日以降は雨と風の予報なので、我慢勝負の4日間になると思います。」
Q.グリーンもかなりマウンドやうねりがありますがいかがですか?
「グリーンはアンジュレーションも強いですし、所々にこぶがあります。ピンポジションによって外してはいけない所も出てくるので、そのマネジメントが大事になってくると思います。」
Q.先週の全英AIG女子オープン最終日には大健闘をみせ、世界ランキングも上がりましたがいかがですか?
「大会賞金も大きかったので、最終日にスコアを伸ばせたのは、後半戦に繋がるゴルフができたと思います。」
Q.14番ホールの攻略法を教えてください。
「ティーングエリアが前に出ていて、ワンオンが狙えるパー4ですが、練習した感じではフォローの風が吹かない限りワンオンのチャンスは無いと思います。私はレイアップすると思います。」