今季0本塁打、OPS.423の大砲をなぜ!? 米誌がド軍の電撃トレードを示唆「最大の疑問を改善。強力な右打者を加える」
この電撃的なトレードを伝えた同誌は、放出候補としてマイナーでくすぶるトッププロスペクトのジェームズ・アウトマンらの名前を列挙。「ロバートJr.は今のドジャースにとって最大の疑問符とも言える守備面を間違いなく改善する。そして、打線にもう一人の強力な右打者を加えることになる」と断言している。
もっとも、実現するかは不透明な状況だ。以前から有力メディアで囁かれているだけあって、ドジャースが可能性を水面下で獲得を模索しているのは間違いなさそうだが、現行契約では今季終了後にFAとなるロバートJr.だけに、有望株の複数放出にはリスクも伴う。
また、今季のロバートJr.は、出場11試合で、打率.154、0本塁打、OPS.423と大スランプ。以前のような打力が見込める保証もない。現時点で不振のパヘスを含めて外野手の駒は揃っているドジャースだけに、仮に成立させるにしてもホワイトソックスの見返り要求次第にはなりそうだ。
果たして、大型補強を繰り返してきたドジャースは、ふたたび球界を騒然とさせるか。夏のトレード期限までは時間があるだけに、その行方を興味深く見守りたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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