今季0本塁打、OPS.423の大砲をなぜ!? 米誌がド軍の電撃トレードを示唆「最大の疑問を改善。強力な右打者を加える」

明らかに打席内で精彩を欠いている最近のロバートJr.。(C)Getty Images
メジャーリーグの本格開幕から約2週間。大谷翔平らを要する“銀河系軍団”ドジャースの勢いは、怒涛の開幕8連勝を思えば、やや下火になってきている。直近6試合で2勝と負け越し、競争が激化するナショナル・リーグ西地区で宿敵パドレスの後塵を拝する3位となっている。
直近2カードは本拠地から3時間の時差がある東海岸で行われた。さらに合間にはホワイトハウス訪問とドナルド・トランプ大統領との面会などもあり、体調管理が難しく、疲労も蓄積する遠征ではあった。
とはいえ、投打ともに内容が芳しくない。そうした現状をふまえ、米メディアではドジャースの新たな大型補強に関する噂がにわかに浮上している。
日夜、米球界のありとあらゆる情報を発信している米誌『Sports Illustrated』は、フィリーズとの3連戦で致命的なエラーを犯すなど、攻守で精彩を欠いた中堅手アンディ・パヘスを「敗戦の主因」と糾弾。その上で「彼の経験不足は、年間を通してドジャースにとってマイナスとなる」として、ホワイトソックスに在籍するルイス・ロバートJr.のトレード獲得の可能性を伝えた。
獲得できれば、強力打線を強化させるビッグディールとなる。現在27歳のロバートJr.は、23年に年間38本塁打、OPS.857を叩き出したスラッガー。守備面でもルーキーイヤーの20年に中堅手でゴールデングラブ賞を手にした実績を持つ。