「本当に見えなかった」古田敦也氏・前田智徳氏・・・名球会選手たちがどうしても打てなかった「魔球」とは
加えて、前田氏が打席に立ち体感した際に驚いたというのが、ロッテ・渡辺俊介氏の「ストレート」だ。
「真っ直ぐが、もう凄かった。アンダースローから投げるので一度球が浮いたのに沈んでいくボールでしたね」とコメント。球界屈指のアンダースローの使い手として2006年第1回WBCメンバーでも知られる同氏の投球を称賛した。
だが、ここで、かつて渡辺氏とは西武時代に対戦経験もあったという和田氏から「それってシンカーじゃないんですか?(渡辺選手は)真っ直ぐの方が(球速が)遅いんですよ」と、衝撃の一言が。
これには前田氏も「え!?シンカーだったの!?真っ直ぐだと思ってた」と驚きを隠せない様子。
それでも、「あのボールは今まで見てきた中でも、これはすごいと思ったボールでしたね。カーブを見せられた後にそのシンカーを投げられて、『嘘やろ!?』って思いましたもん」と、渡辺氏のシンカーを絶賛する場面もあった。
名選手たちの知られざるエピソードであった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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