デレク・ジーターが米国の野球殿堂に選出されたが満票選出はならず・・・イチローはどうなる?

タグ: , , , 2020/1/23

 ヤンキースで遊撃手として活躍したデレク・ジーター氏が、米国の野球殿堂に選出された。資格1年目での選出が確実視されていた。注目されていたのはその投票内容。昨年初めて満票選出されたマリアーノ・リベラ氏に続く満票選出なるかが焦点だったが、何と全397票中396票で、わずか1票は不選出に投じられていた。

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イチロー氏の得票率はどうなる?


 この結果にいきり立ったのが米国の各メディアだ。犯人捜しが始まった。「誰がジーターに投票しなかったのか?」。殿堂投票の結果を公表するか否かは、投票者に選択権がある。近年は多くの投票者が明らかにしているが、それでも半数ほど。犯人が名乗り出る可能性は限りなく低そう。逆に名乗り出ないでいることは、容疑をかけられ続けるとも言える。

 そんな「魔女狩り」の余波が、日本のレジェンドに思わぬ形で飛び火した。メジャー公式HPはジーターが満票選出を逃したことで、誰が次に満票選出されるのかを特集。可能性のある選手として、昨年3月限りで現役引退した前マリナーズのイチロー氏の名前が挙げられた。

 米国野球殿堂の選出有資格者は、引退から5年が経過した元選手。イチロー氏が候補資格を得るのは2025年1月の投票からだ。メジャー通算3089安打を放ち、デビューから10年連続オールスター選出とゴールドグラブ賞受賞。新人だった01年は新人王だけでなく、MVP、最多安打、首位打者、盗塁王とタイトルを総なめ。2004年にはシーズン歴代最多の262安打を放った。選出自体は確実視されている。焦点はその得票率に移っているようだ。

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