巨人・門脇誠は「2年目のジンクス」を打破できるか 後半戦打率セ界3位の.320と攻守の柱に
スカウトの眼力にコーチングスタッフの指導、そして何より門脇本人の努力。全てが合致して、ここまでのインパクトを残せたと言っても良いでしょう。
2024年シーズンは遊撃のレギュラーとして、さらなる活躍が期待されます。となると、心配なのは「2年目のジンクス」。ルーキーイヤーを快調に飛ばした選手が研究され、弱点を攻められることで、ドツボにはまってしまうというプロ野球界の「あるある」です。
これについて、前述の記者は「門脇に限っては考えにくい」と語気を強めます。
「とにかくストイックに自らを追い込む“練習の虫”ですから、来季はさらなるレベルアップが見込まれます。足もあるので1、2番打者に定着して、3番の坂本や4番の岡本につなげていきたいところ。唯一怖いのはケガです。それさえなければ、来季は打率3割、2ケタ本塁打を放っても驚きません」
2年連続Bクラスの惨状から脱して、V奪回を目指す阿部新監督の船出。その牽引役として、若きリーダーは2024年も大いに暴れてくれることでしょう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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