ドイツ、スペイン撃破は「よくやったけど『必然』ではない」日本代表に大物OBが辛辣批評。4年後への提言も
また、話題が森保一監督の采配に移り、三笘が全試合で途中出場だったことに触れると「またワケわからないですよね。残念です。最初から使え」とここでも不満そうに顔を歪めた。さらに「最初からベストメンバーで行くんだって。ターンオーバーは必要ないって」と強調している。
その一方で、大会でのMVPが誰かを問われると「谷口(彰悟)が活躍してくれた。まるで何年も代表でやっているような感覚だった。Jリーグの選手を舐めたらいけないなって思いました」として2試合にフル出場を果たしたセンターバックを称えた。
そして動画の最後に、次のW杯に向かう日本サッカーへのエールとして、闘莉王氏は以下の様に言葉を並べた。
「明日から戦いが始まる。方向性をきちんとしてほしい。カウンターを鍛えるならそれでいい。直前になって勝つためのサッカーに切り替えるよりも、4年間やっていることをそのままやり通してほしい」
口惜しさを隠そうとしない闘莉王氏からは辛辣ともとれる言葉も聞かれたものの、随所に新しい戦いへの大きなヒントも込められていたのではないだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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