どうなる「サンデー・マー君」への道、田中将大2度目のオープン戦登板も順調に消化
2月21日に更改されたYouTube『日テレスポーツ』の月間巨人軍監督日記2月号において、阿部監督は高橋由伸氏の問いに応える形で、キャンプ中盤での開幕ローテーション構想を明かしている。その中で開幕3戦目の日曜日の先発に、田中将の名前を挙げていた。
「現時点でこうなってほしいなという理想ですけどね」と前置きした上で、「日曜日に投げてくれたらうれしいなと思いますし、中継ぎ全投入できますし」と語っていた。日曜日で回れば、翌日の月曜日は休日となることがほとんどのため、救援投手を惜しみなくつぎ込むことができる。仮に短いイニングになったとしても、中盤までしっかりゲームメークしてもらえれば、勝ちにもっていける。ライデル・マルティネス、大勢という強力な切り札を2枚そろえているからこその、構想でもある。
田中将の今後の調整方法は現時点では不明だが、仮に先発投手の通常の登板間隔となる中6日での登板でビルドアップしていけば、開幕3戦目の日曜日、3月30日のヤクルト戦(東京ドーム)が公式戦デビューとなる可能性もある。その後も日曜日は毎週試合が組まれているので、「サンデー・マー君」として毎回安定したローテーションで比較的楽に調整していくことができる。投球フォーム改造による復活へ、最初の一歩は刻んだ。ホップ、ステップ、ジャンプと決めていくことができるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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