巨人・田中将大、新たな武器で復活へ オープン戦で光ったカーブの可能性
9日の試合ではマー君だけではなく、もう1人の田中も存在感を見せた。昨オフ現役ドラフトで日本ハムから加入した田中瑛斗は9回のマウンドに立ち、三者凡退で切って取るパーフェクトピッチングを披露。150キロ台のストレートに加え、キレ味鋭いスライダーとシュートのコンビネーションが冴え、阪神打線を寄せ付けなかった。
2月18日のDeNAとの練習試合では先発して2回を、24日のロッテとのオープン戦では3回を投げていた田中瑛。直近2試合ではリリーフで登板し、いずれも1回を投げてリリーフとして十分な働きを見せた。巨人のブルペン陣はますます厚みを増しそうな予感を抱かせる。今シーズンの巨人は新加入した2人の田中が躍動しそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】吉川尚輝を「モノになる」と見定めた巨人スカウトの眼 “使えるのか”の声も敢然と指名した「覚悟」と「勇気」
【関連記事】巨人「大勢は7回」の衝撃 セ5球団の打線に容赦なく与える重圧「実質6回までに得点しなくては」
【関連記事】田中将大は蘇るか 巨人で“復活”の一歩「間違いなく去年より調子いいな」 甲斐拓也とのバッテリーにも期待感
1 2