吉田正尚、9月は“最後のチャンス”か 残り1か月の内容で放出も 地元メディア見解「外野手の整理を理由に…」
今回の3安打をきっかけに好調を維持していきたいところだ(C)Getty Images
レッドソックスの吉田正尚は9月最初の出場となった、現地時間2日のガーディアンズ戦で3本の長短打を放ち勝利に貢献した。7月の復帰初戦以来となる1試合3安打をマークし、バットマンとしてのスキルの高さを見せつけた。だが、右肩の手術の影響から大きく出遅れたメジャー3年目、吉田は最終盤において、さらなる活躍が求められている。
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レッドソックスはワイルドカード争いを演じながら9月を迎えた。プレーオフ出場を目指す戦いがさらに熱を帯びてくるレギュラーシーズン残り1か月、吉田にとっても、“生き残り”を懸けた日々を送ることになるようだ。米国内からは9月を迎えた時点における、吉田に対する冷静な評価が聞こえてきている。
メジャー公式サイト『MLB.com』では、9月4日に配信となった「シーズン最終盤に最も証明しなければならない各球団の選手」と銘打ったトピックで、吉田がその1人であると訴えている。
同メディアは吉田の今季の印象として、「2025年は、オールスターブレイク前に選手登録されて以来、打席でほとんど結果を出せていない」と綴っており、「もしヨシダがアレックス・コーラ監督のオプションとしてシーズン終盤や10月の試合での出場を目指すなら、まずは打撃で結果を残す必要がある」と主張する。
また、レッドソックスの地元メディア『CHOWDER & CHAMPIONS』では、打率.242、13打点、二塁打8本、本塁打2本、29安打(9月4日時点)というスタッツを紹介。その上で、「言うまでもなく、この成績だけでは長期的にファンの信頼を取り戻すには十分とは言えない。だからこそ、9月により優れた成績を残すことが極めて重要となる」と説いている。






