吉田正尚の打球速度は「オールスター選手に並んだ」 現地メディアから称賛の声
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新シーズンが開幕したメジャーリーグ。今季よりレッドソックスの一員となった吉田正尚はいきなり2本の安打を放ち、上々のスタートを切った。
先月行われたワールド・ベースボール・クラシックでも、持ち味である高い打撃技術を披露しており、メジャーデビューとなったオリオールズとの開幕戦でも多くのファンからの注目を受けながら、マルチ安打を記録。今後への期待を十分に抱かせる結果を残すこととなった。
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当然のように米国内での評価も高く、スポーツメディア『FanNation』は3月31日、吉田の特集記事を配信しており「印象的な活躍で電撃デビュー」と銘打たれたトピックの中で、打撃内容を称えている。
その中で「ボストンは木曜日の開幕戦に敗れたが、レッドソックスは新外野手であるマサタカ・ヨシダをレギュラーシーズンの試合で初めて見ることができた」と吉田の出場を伝えており、「この29歳の選手のメジャーリーグデビューを果たしたことは、確かにチームにとって明るい話題となった」と綴っている。
さらに「ヨシダはこの日、4打数2安打、打点、得点、死球も記録した」と初戦でのスタッツを記しており、その上で「日本プロ野球から移籍してきたヨシダは、球速の違いにどう適応するのか、疑問視する声や、また、内角の速球が最大の課題だとの見方もあったが、はわずか1試合ではあるものの、アウトになった打席も含め、4打席で打ち返している」と指摘。