「『なおエンゼルスは』が初戦で復活した」大谷翔平、圧巻の6回10Kも逆転黒星 米メディアは強烈な皮肉

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(C)Getty Images

 何度も聞かれたフレーズを、今季も初戦で耳にすることとなった。

 2023年のMLBが開幕を迎え、エンゼルスはアスレチックスとのオープニングゲームで、大谷翔平が先発マウンドに登り、6回無失点、10奪三振の力投を繰り広げた。大谷は1点のリードを守ったままマウンドを降りたものの、救援陣が失点を許し、1-2でエンゼルスは初戦を落としている。

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 この日、大谷は「3番・投手兼DH」として出場し、打者でも3打数1安打1申告敬遠という成績を残した。背番号17が投打で奮闘し、終盤で逆転されチームが敗れるという、昨季まで何度も目にしたパターンがいきなり展開されたこのゲームを、現地メディア『The Comeback』では、特徴的な内容で伝えている。

「エンゼルスの開幕戦で敗北。『Tungsten Arm O’Doyle』リターンズ」

 開幕戦終了直後、このタイトルが掲げられたトピックを同サイトが配信。「Tungsten Arm O’Doyle」とは、昨シーズン中よりエンゼルスの試合結果で使用されることとなった「なお、エンゼルスは」という意味のフレーズだ。大谷やトラウトが活躍するも、最後にエンゼルスが試合に敗れた際、頻繁に用いられてきており、同メディアは2023年も「初戦で戻ってきた」と皮肉を込めて報じている。

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