元阪神ロハスが3割30本塁打100打点超え! 韓国で再起した34歳が覆した“ダメ助っ人のレッテル”「12億ウォンが惜しくない」

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韓国でふたたび猛打を振るっているロハスJr.。(C)Getty Images

 かつてのNPB助っ人が慣れ親しんだ土地で猛打を振るっている。韓国プロ野球(KBO)のKTウィズに所属するメル・ロハスJr.だ。

 日本ではファンの間で、いわゆる“ダメ助っ人”のレッテルを貼られたロハスJr.。阪神に入団した21年に世界的に広まっていたコロナ禍による調整不足の影響は否めなかったが、NPBでの2年間で通算打率.220、17本塁打、48打点、OPS.697と低調なパフォーマンスに終始した。

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 しかし、今季から熱心な誘いを受けた古巣KTウィズに復帰した34歳は、20年にKBO打撃二冠王(本塁打&打点)とリーグMVPを獲得した時を彷彿とさせる打棒を披露。現地時間9月12日終了時点で打率.334、32本塁打、109打点、長打率.589、OPS1.012とハイアベレージを記録している。

 韓国球界は打高投低が顕著なリーグではある。それでも軒並みリーグトップ10圏内に入っている打撃成績は圧巻。目を見張るものがあると言えよう。

 日本時代のレッテルを覆し、キャリアの再生を図ったロハスJr.には、地元メディアも脱帽する。韓国メディア『MK』は「34歳という年齢、さらに日本での失敗などでロハスが再びKBOリーグを活躍できるかどうかについて疑問符がついたのも事実だ」とKTウィズの再契約に懐疑論があったことをふまえ、こう論じている。

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