「計画通りではない」ド軍幹部が漏らした補強への“本音” 打率1割と低迷する24億円男の穴埋めトレードも示唆「期待していたほどではない」
開幕から自慢の打撃が鳴りを潜めるコンフォート。(C)Getty Images
「過去3、4年間、7月に選手を取引しないことが我々の目標だった。しかし、(今年は)必ずしも計画通りには進んでいない」
そう語るのは、ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長だ。ムーキー・ベッツやフレディ・フリーマン、大谷翔平など数多のスターを保有するチームだが、さらなる強化には依然として余念がない。
とりわけ今季は開幕当初から投打に負傷者が続出。さらに昨オフからの新戦力が不振を極めている点も考慮し、例年は強く推し進めていなかったシーズン中の大型トレードにも踏み切る構えを見せている。
編成を取り仕切るフリードマン氏は、現地時間6月18日の記者会見で「ハードルは高く設定しているから可能性は小さい」としながら「絶対にないとは言い切れない」と断言。さらに「我々の強い願いは、トレードをしなくて済むこと」と強調しつつ、こうも続けている。
「とにかく我々が計画したスケジュール通り、あるいはそれに近いスケジュールで負傷した選手たちが復帰する必要がある。もしも、その通りに行かない状況になるのなら積極的に(戦力を)追加していくつもりだ」
市場のキーマンとも言える人物のトレード強行の示唆は、噂の拡大にも繋がっている。とくに“補強ポイント”として注視されているのは、大不振に悩むマイケル・コンフォートの代役探しだ。
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