今オフは助っ人移籍市場で大シャッフルか 注目集める「守護神も務めた剛腕リリーバー」「バースの再来」
フォードはポストシーズンで存在感を示した(C)産経新聞社
今オフ、助っ人移籍市場が熱い。
2日にNPBから来季の各球団の保留者名簿と自由契約選手の公示が行われた。
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自由契約となった選手では今季も日本球界で実績を残した選手が多く名を連ね、投手では楽天を電撃退団した田中将大、中日の絶対守護神で今季2度目のセーブ王に輝いたライデル・マルティネス、巨人に途中加入で献身的な姿勢も光ったココ・モンテスらも含まれた。
近年は新外国人選手獲得よりも、日本球界で実績を残した選手を獲得するパターンも多く、今後の動きが注目されている。
その意味ではまず注目の一人にDeNAの中継ぎ右腕、JB・ウェンデルケンがあがる。
ウェンデルケンは2023年にDeNAへ入団し、今季が2シーズン目。来日初年度は61登板、2勝2敗3セーブ、33ホールド、防御率1.66と勝ちパターンの一角を占め、シーズン終盤の9月には守護神を任されるなど、チームの勝利に貢献。
2シーズン目となった今季は故障離脱がありながらも28登板で1勝1敗16ホールド、防御率1.71の成績を残し、ソフトバンクと戦った日本シリーズでも登板を果たし、山川穂高、近藤健介と相手中軸バッターから三振を奪うなど、存在感を示した。
力のある球でゲーム終盤のリリーフを務められる救援投手はどの球団にも求められるピース、DeNAファンにも愛された助っ人右腕は確実に他球団からも引きがありそうだ。