「コーナーに移動するか、DHか」満身創痍のトラウトがコンバートを受けいれを表明 守備負担を減らすため「あらゆる可能性を検討する」
怪我に悩まされる身としては当然の判断だろう(C)Getty Images
球界屈指のスラッガーも、キャリアの大きな曲がり角を迎えているようだ。
エンゼルスのマイク・トラウトが、来季、センター以外へのコンバートを命じられた場合は応じ、また指名打者でも出場の意思があると語ったことが報じられている。米国内のインタビューでトラウト自身が述べたとして、米メディア『MLB Trade Rumors』でもコメントを大きく取り上げている。
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これまで、エンゼルスの主力選手として、長くセンターのポジションでプレーしてきたトラウトだが、近年は毎シーズン、各箇所の怪我に悩まされてきた。今季も4月下旬に左ひざを痛め故障者リスト入りとなり、手術を受けたものの、現在まで復帰に至っていない。『MLB Trade Rumors』の中では、「3度のMVP受賞者は、健康を維持するためにポジション変更の可能性を前向きに検討していると示唆した」と伝えており、やはりより多くの出場機会を得るために、故障を繰り返してきたフィジカルへの負担を減らすことが目的のようだ。
同メディアでは、「11回のオールスターゲーム出場選手は、自身をフィールドに残すために『あらゆる可能性を検討する』と話した」とトラウトの言葉を紹介している他、「コーナー(外野両翼)に移動するか、DHとして出場機会を増やすか、いずれにしても球団にプランを任せるつもりだ」と心境を明かしたとも記している。