トラウト“兄貴”の復活弾にファン歓喜「野球界にとって最高の存在」 33歳の主砲は「昔の自分に戻るため」たゆまぬ努力

トラウトの復活弾にファンは歓喜した(C)Getty Images
エンゼルスのマイク・トラウトが現地時間2月26日(日本時間27日)、レッズとのオープン戦に「1番・DH」で先発出場し、3回にオープン戦初本塁打を左越えに放った。
『MLB公式サイト』はトラウトのコメントを紹介。昨年の4月以来となる復活を告げる一発に「いい気分だった」と話し、「ボールをしっかり見て、いい結果が出た」と振り返っていた。
同サイトによれば、「トラウトはここ数シーズンで悪い癖がついてしまったと考え、オフシーズンに昔のスイングを見つけるために努力した」という。昨季は5月に左膝の手術を受けた影響でわずか29試合の出場で打率.220、10本塁打、14打点の成績に終わってしまった。
記事では、トラウトは以前のMVPのような状態に戻ることを目指していると記し、「昔の自分に戻るために、いろいろなことに取り組むことができた。ここ数年を振り返ると、昔は(ボールを)追いかけることはなかった。四球が多かった」と自己分析した主砲。守備面でも中堅から右翼へのコンバートを決断した。
1 2