礼節忘れぬ伊藤美誠の”お辞儀”に中国からも称賛の声 60歳のレジェンドに勝利後、笑顔で握手「伊藤は再びファンの間で話題に」

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 このシーンは卓球王国である中国のポータルメディア『捜狐』でも紹介された。3月13日に配信したトピックでは「試合に勝つことは喜ぶべきことであり、シンガポール・グランドスラムでさらに一歩進むごとに、賞金もポイントも増えていく。しかし、伊藤美誠は喜ぶどころか、ニー・シャーリエンのもとへ駆け寄り、彼女の前でお辞儀をした」と試合後の様子を振り返った。

 さらに「まるで祖母と家庭的な話をしているかのように、ニー・シャーリエンと楽しそうにコミュニケーションをとっていた」と回想。続けて「伊藤のアプローチは、対戦相手に後輩としての敬意を感じさせただけでなく、試合に負けた悔しさも忘れさせるようでもあった」と記している。

 同メディアは、伊藤がパリ五輪代表落選したことなどから、中国国内において以前のような高い評価は受けていないと説いており「今では伊藤に関する話題がファンの間で語られることはほとんどない」と指摘。それでも、今回のベテランプレーヤーとの対戦後の一幕には大きな反響があったとして「シンガポール・グランドスラムで、伊藤は再びファンの間で話題になった」と綴っている。

 伊藤は先月行われた世界選手権でも、コート外での表情が注目を集めた。今大会でも、激しい戦いの中で、最後まで敬意を示し相手と接した振る舞いにより、海外メディア、ファンの間で多くの称賛の声が上がったようだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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