W杯マカオで王曼昱と激闘を演じた張本美和 中国では急成長を称える声止まず「競争力は明らかに向上している」
さらに、「たとえ今年のマカオW杯で初戦敗退に終わったとしても、張本美和の総合的な競争力は明らかに向上している」と称えるとともに、「王曼昱のようなトップ選手でさえ、あと一歩で敗れる可能性があった。それは、今後の女子卓球界の勢力図が、張本の成長によって大きく塗り替えられていく可能性を示している」と見通している。
また4月21日の同サイトでも、大会を振り返った日本勢の話題の中で張本を、「中国にとって、今後最大の脅威になり得る存在」と評しており、これまで日本の主力を担ってきた伊藤美誠、早田ひなと比較し、「技術の完成度と攻撃力の面で上回っている」と主張する。
加えて、現在も国際大会や世界ランキングでも中国選手が上位を占めるとしながらも、「張本美和の急成長により、海外勢の脅威が消えたわけではない」などと論じている。
大会毎に成長を続ける張本への注目度は高まるばかり。大舞台でさらに飛躍を遂げる瞬間も、決して遠い話ではないはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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