前回まで圏外から大幅上昇!MLB公式サイト先発投手で今永昇太が4位、山本由伸は6位にランクイン
山本には「3月21日のデビュー戦にはマリガンを与えよう」と1回5失点KOだった韓国・ソウルでの初登板を挙げた。マリガンとはゴルフの朝一番のティーショットをミスした場合、無打罰で打ち直せる特別救済ルールで、米流のジョークだ。「それ以降は、なぜドジャースが獲得にあれだけ必死だったのかを、投球で証明している。デビュー戦を除けば4勝0敗、防御率1.76。45三振を奪ってわずか7四球だ。非常にまとまっており、スプリットとカーブも武器になっている」と2戦目以降の投球内容を高く評価した。
なおランキングではフィリーズのザック・ウィーラーが前回に続いて1位を堅持した。ここまで8試合で4勝3敗ながら、防御率1.64。49回1/3で63三振を奪い、1イニングあたりに許した走者数を表すWHIPは0.89だ。
2位のタイガースのタリク・スクバルは前回3位から1ランクアップ。5月5日のヤンキース戦では6回で12奪三振の圧巻の投球をみせた。3位が山本と大谷翔平の同僚であるドジャースのタイラー・グラスノー。こちらは前回2位から1ランク下げた。5位はフィリーズのレンジャー・スアレスで、こちらも今永らと同様に前回の10位から大きく順位を上げてきた。
4、6位に入り、序盤のメジャーを席巻しつつある今永と山本の両腕。同じナ・リーグに所属しており。勝利数では現地8日現在で、5勝の今永がリーグ3位タイで、4勝の山本は9位タイ。防御率は今永がトップで、山本は24位。奪三振は47の山本が13位タイで、43の今永が31位タイとなっている。パワーランキングにとどまらず、タイトル争いでも2人の上位進出がみられれば、注目度はより増しそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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