止まらぬ嘔吐に「もううんざり」 約1か月で11キロ減と原因不明の体調不良にベッツが苛立ち「本当に食べるのが怖い」

東京遠征には帯同したものの、すぐに帰国していたベッツ。その状態は回復の兆しが見えていない。(C)Getty Images
ややフラストレーションを溜め込んだ顔に苦悩がにじみ出る。現地時間3月23日にドジャースのムーキー・ベッツが自身の近況について「食べる度に嘔吐してしまう。しばらくの間、シーズン序盤は困難かもしれない」と告白した。
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そもそもベッツは3月10日のダイヤモンドバックスとのオープン戦を前に体調不良を訴えて戦線離脱。13日から始まったチームの東京遠征には帯同こそしたものの、コンディションが回復せず、18日のカブス戦を前に緊急帰国を余儀なくされていた。
迎えた23日に本拠地で行われたエンゼルスとのオープン戦に復帰予定だった。プレーボール前に「嘔吐してしまった」ために急きょスタメンから外れていた。
ベッツの状態を報じた地元メディア『Dodgers Nation』によれば、今も本人が抱える体調不良の原因は不明。春季キャンプが始まった2月中旬時点で175ポンド(約79.3キロ)もあった体重は、150ポンド(約68キロ)にまで落ちているという。
地元局『Sports Net LA』をはじめとする複数の現地メディアの前に姿を見せたベッツは、以前よりも頬がやせこけている印象を抱かせる。それでもそのはずで、吐き戻しを繰り返しているために「食事はスムージーで取るしかない」のだという。