森保ジャパン、36年ぶりの失態! 日本のイラク戦敗北に中東メディアは歓喜「日本は困難な道を避けられない」【アジア杯】
途中投入で起爆剤としての活躍が期待された上田。しかし、この稀代の点取り屋も悪い流れを変えられずに終わった。(C)Getty Images
文字通りの完敗だった。現地時間1月19日、サッカーのアジアカップがカタールの首都ドーハで行われ、グループDの日本代表は1-2でイラク代表に敗戦。決勝トーナメント進出を決められなかった。
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森保ジャパンはアジア制覇に向け、課題を露呈した。開始5分、アル・ジャシムのクロスをGKの鈴木彩艶が弾いたところをアイメン・フセインに頭で決められて先制を許すと、前半終了間際にもA・フセインにふたたびゴールを割られた。
守備の混乱からビハインドを追った日本は後半に攻勢を強めた。61分に堂安律と上田綺世を投入して一気呵成に攻め立てた。しかし、バイタルエリア付近でブロックを敷くイラクの強固な守備網をなかなか崩せず。後半アディショナルタイムに遠藤航のヘディングで1点を返すのが、やっと……。無念のタイムアップを迎えた。
優勝候補の一角である日本を打ち破ったイラク。死闘を制した彼らの奮闘ぶりには、母国メディアも歓喜に沸いている。ニュースサイト『Aljazeera』は「メソポタミアのライオン(イラク代表の愛称)は、日本から重大な勝利を挙げた」と絶賛。また、中東全土にネットワークを誇るニュースサイト『Sport360』は「イラクは日本から感動的な勝利を挙げた」と強調した。