ソン・フンミンも「守ってほしい」と危惧する逆風 同じ2位通過でも日本とは全く異なる韓国の事情【アジア杯】
ともに2位でグループを突破した日本と韓国。しかし、両代表を取り巻く状況はあまりに違う。(C)Getty Images
現在カタールで開催中のアジアカップは、グループステージの全日程が終了。決勝トーナメントに勝ち進んだ16チームが出揃った。
顔ぶれを見る限り、大方の下馬評通りと言える。カタール、オーストラリア、サウジアラビア、イラン、韓国、そして日本という22年のワールドカップ出場チームを筆頭に、いわゆる強国が順当に勝ち上がっている。
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史上最多5度目のアジア制覇を目指している森保ジャパンも2位通過となったが、最後は地力の違いを見せつけ、ベスト16入りを決めた。
大会初戦のベトナム戦を4-2で勝利したチームは、格下のイラク戦でまさかの敗戦(1-2)。ここでグループの大勢が崩れるかと思われたが、インドネシアとの最終戦は3-1と快勝。危なげなく決勝トーナメントに進んだ。
無論、3試合連続失点とやや安定感に欠けるパフォーマンスに批判の声がないわけではない。それでも「目の前の一戦に全力で、戦い抜くということを準備していきたい」と力説する森保一監督を中心に、結束力を高めてきたサムライブルーに対する世間の風当たりはさほど強いように思えない。
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