「思えば、あの松井さんも」燕・村上の「大物エピソード」侍ジャパンコーチも驚愕させた行動とは
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令和初の三冠王、5打席連続本塁打、日本人最多本塁打などの日本記録を打ち立てたヤクルト・村上宗隆。脅威の活躍を見せる若武者は、チーム初の日本一連覇に導けるのか注目が集まっている。
そんな村上について、現役時代に巨人で沢村賞をはじめとする数々の賞を獲得し、メジャーリーグ移籍後のレッドソックスではクローザーとして世界一に輝いた上原浩治氏が自身のYouTubeチャンネル「上原浩治の雑談魂」に中日や巨人で活躍した井端弘和氏をゲストに迎え、語った。
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22歳と若いながらも、プレーだけでなく人一倍大きな声で鼓舞し続ける姿でも引っぱっていくリーダーシップが印象的な村上。上原氏はそんな村上の印象的なシーンとして、阪神にランナーから打者へのサイン伝達の疑惑があった際、先頭に立って阪神ベンチに注意した場面を振り返り、「ああいうの見ると、熱い男だなと思う。試合になったら人が変わる」と語った。村上の活躍の裏付けとなる、大物伝説はまだまだあるようで、東京五輪では内野守備・走塁コーチを務めた井端氏からもエピソードが飛び出した。
東京五輪で日本代表に初招集された村上は、初練習でとても緊張していたことに初々しさを感じていたという井端氏だったが、次の日には初日とは打って変わって、人一倍喋って1番馴染んでいた姿があったと明かした。
そんな村上の姿には、「いい選手ってすぐ馴染むんだなと思った。自分が主役的な感じは出てた」と、その強心臓ぶりに驚いたという。さらには、なんと初日のミーティングに遅刻して来たことも明かした。わずか1分ほどの遅刻だったため、特におとがめは無かった。しかし井端氏はチームでも最年少の立場だったにも関わらず、遅刻してしまう姿にどこか大物感を感じたという。