ヤクルト・村上宗隆も苦しむ「WBC後遺症」 打撃以外でも球界内から心配される「深刻な状況」
すでに開幕20試合ながら、失策は「4」とセ・リーグ三塁手部門でワーストとなっている。今季から本格的に三塁守備に取り組む阪神・佐藤輝明の失策数は「3」。以前から守備の粗さは指摘されていた村上だが、この日の失策には、25日に放送された「ニッポン放送ショウアップナイター」で解説を務めた野球解説者の野村弘樹氏も「(不振の)バッティングの影響も多少あるかもしれませんね」と集中力を欠くプレーに心配そうな様子を見せた。
世界一に輝いたWBCから休むことなくシーズンに突入。本人は「燃え尽き症候群」を否定するなど弱音を吐くことはないが、同じ侍ジャパンメンバーである中村が肉体の疲労を認める中、村上も同様に「後遺症」に悩まされていることをうかがわせる。
昨年令和初の三冠王に輝き、侍ジャパンの勇姿も多くの人々に感動を与えた。復活まで今しばらく時間が必要となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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