引退発表の師匠・青木宣親へ惜別の恩返し弾 村上宗隆 先制の26号3ラン! 山田哲人もタイムリーで続く
村上は山崎から先制のアーチをかけた(C)産経新聞社
ヤクルトの主砲、村上宗隆が13日の巨人戦(神宮)で価値ある先制3ランを放った。
初回一死一、二塁の好機に打席に入ると相手先発、山崎伊織のカウント1-1からの3球目を完ぺきに捉えて、打球はバックスクリーン最上段へ飛び込む豪快弾。26号3ランを放ち、ゆっくりとダイヤモンドを1周した。
試合前にチームを支えてきたベテランの青木宣親が今季限りの引退を発表した。都内の球団事務所で行われた引退会見にキャプテンの山田哲人とともに花束贈呈役として登場するも、気持ちがあふれ、号泣したことも大きく話題を集めた。
入団時からかわいがってもらい、プロとしての基本を叩き込まれた。「いい野球人生を歩めたり、いい人生を歩めたりしているのは本当にノリさんに出会ったおかげです」と語っていた村上。
そして試合に入ると感謝の気持ちを胸に主砲として豪快なアーチをかけた。26号を放ち、「打ったのはストレートです。先制のチャンスだったので積極的に打ちにいきました。先制することができて良かったです」と球団を通じて、コメントした。
また3回には二死二塁から山田のタイムリーも飛び出し、先発の山崎を早期にひきずりおろすことに成功。チームリーダーが引退を発表した節目の日に全員野球で勝利を目指す。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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