大坂なおみの「新恋人」はどんな人?前コーチとは何が?
2人の間に何が?
前任のサーシャコーチと契約したのは17年12月。世界ランキング68位と伸び悩んでいた19歳の時だった。精神面の課題に二人三脚で取り組んだ。大坂が試合中にイライラしても、ひざをついて優しくあやす姿からは、励まし、支え、勇気づける言葉をかけ続けていたことが想像できる。大坂の幼い心は徐々に変わっていった。メンタル面の強化で急成長し、18年9月の全米オープンで日本人初のグランドスラム制覇。手腕が評価されたサーシャコーチは昨年の年間最優秀コーチに選ばれた。
たった1人で、何時間も過酷な戦いに立ち向かわないといけないテニスにおいて、精神的な支えは不可欠。コートレベルでアドバイスできるコーチの存在は、「メンタルトレーナー」としての比重も大きい。とくに女子選手はコーチへの依存度が強いといわれ、見方によっては恋愛関係にあるようにも映る。
急速に距離を縮めた2人の関係は、今年に入って変化していた。全豪オープンでサーシャコーチが声をかけても、聞く耳を持たない様子の大坂。大事なポイントを奪い観客が盛り上がる中、サーシャコーチだけが斜に構えて、退屈そうな表情で形だけの拍手していた。就任当初との違いは明白だった。
テニス界では、選手がコーチを雇用する。契約問題は日常茶飯事の世界だが、コーチ交代はシーズンオフが多い。今回はシーズン最初のグランドスラム優勝から16日後に「もう、サーシャと仕事はしない。彼には感謝しているし、今後の成功を祈っている」として解任。唐突すぎるタイミングで、世界から驚きの声があがった。
大坂が理由をはっきりと説明しなかったことから、メディアが原因探しに躍起になり、あらぬ臆測も乱れ飛んだ。
お金の問題?
コーチの技術の問題?
恋愛問題?
SNSでは「大坂がサーシャコーチのtwitterフォローを外していた。一般的に、女性が男性のフォローを外すのは失恋したときか、相手のことをもう忘れたいとき…。サーシャコーチには恋人がいる。恋愛感情をもった大坂が失恋したのでは」という書き込みもあった。
世界女王になった直後に起こったコーチトラブルの真相は闇の中。大坂は「時間がたてば、皆その話をしなくなると思うが、今はテニス界の最大の話題。人々が私を厳しい目で見つめている気がする。私はまだ若い。この結果を次の試合に生かしたい」。
サーシャコーチと別れ、新しく選んだパートナーとの、新しい物語に期待したい。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]