優位にも見えた中谷潤人は攻め手を失った? 敵陣営が「恐い」と評した珠玉攻防の裏にあった“狙い”「学ぶ力が凄くある」
「井上選手は学ぶ力が凄くあるので。そういった学ばせないっていうところああいう闘いになった。ただ、井上選手のタイミングだったり、駆け引きだったりを楽しみながらやれていたと思います」
数多の猛者たちをのみ込んできた“モンスター”の吸収力を恐れ、自分の出方や戦術意図を深く探らせないようにした中谷。しかし、他でもない井上が「脳のスタミナがすごく削られた」と表現した試合展開の中で先述のダメージを負った影響は計り知れず。おそらく視界不良に陥ったラスト2ラウンドは劣勢となる場面が散見した。
もっとも、中谷が完全に劣っていたようには見えない。井上が「気持ちも強い選手でしたし、高度な技術も備えていた」と認め、大橋秀行会長が「恐い」と評した“ビッグバン”は、モンスターに確かな爪痕は残したはずである。
人生初の敗北という経験をどう生かすのか。シビアだが、次戦は中谷にとって真価が問われるものとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】頂上決戦を制したのは井上尚弥! 判定3-0で中谷潤人を撃破 世界戦連勝は“28”に
【関連記事】渾身アッパーに東京ドームが熱狂! 井上拓真が初防衛 伝説・井岡一翔から2度のダウンを奪って“至高の技術戦”を制す「すごく楽しい戦いでした」
【関連記事】井上尚弥が燃えた「中谷なら井上を倒せる」の声 “伝説と呼ばれる日”に揺れた怪物の心「舐められてんじゃないか。やってきたことが違う」








