「フルトン戦は問題なくクリアする」伝説のボクサーが井上尚弥の優位を強調!真の勝負はアフマダリエフ戦「面白い試合になる」
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井上尚弥(29=大橋)は、どれほどの高みに到達するのか。
ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者の井上は、1月に4本のベルトを返上するとともにスーパーバンタム級への転向を表明した。その会見の場で「ここから先が本当の戦いになる」と宣言したモンスターの次なる相手は、現WBC・WBO世界スーパーバンタム級統一王者のスティーブン・フルトン(28=米国)になることが決定的だ。この試合に勝てばいきなり2本のベルトを手に入れることになる。
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そんな井上が「第二の師匠」と慕う伝説のボクサー、ロンドン五輪ボクシング・フライ級日本代表の須佐勝明氏が、井上のスーパーバンタム級でのキャリアについて言及した。
フルトン戦は「心配していない。中盤か後半にKOするのでは」と話す同氏は、「フルトン選手は遠距離はピカイチ。ただ、井上選手は前へ出る圧力が物凄い。スタミナに不安があるフルトン選手が疲れて接近戦になると、井上選手が圧倒するでしょう」と井上の優位を強調。さらに、2本のベルトを手にした後の展開について「ウズベキスタンのアフマダリエフ選手との対戦になると思います」と4団体統一への道筋を見据えた。
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