「イノウエは伝説だ」現フェザー級王者が井上尚弥との対戦に興味津々! “怪物撃破”に虎視眈々「どんな獲物も殴って倒す」
敵なしの強さを発揮し続けている井上(左)に挑戦状を叩きつけたロペス(右)。リスペクトを示しつつ、闘志を燃やした。(C)Getty Images
今夏に強敵を打ち破り、世界に存在を誇示した井上尚弥(大橋)。文字通り敵なしの強さを誇る30歳の日本人は、虎視眈々と名上げを狙う猛者の標的となる。
去る7月25日に東京・有明アリーナで行われたスティーブン・フルトン(米国)とのWBC&WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦で、井上は8回TKO勝ち。22戦無敗を誇る王者をほとんど寄せ付けない圧倒的なパフォーマンスで、列島を熱狂させ、世界を震撼させた。
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今年1月に挑戦を決めた新階級でも「モンスター」の異名が伊達ではないと証明した井上。そんな日本の最強ファイターを倒さんと、その名を口にする男がいる。IBF世界フェザー級王者のルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)だ。
昨年12月にジョシュ・ウォリントン(英国)を破り、同タイトルを手にした29歳は、今年5月のマイケル・コンラン(アイルランド)戦でもTKO勝ち。初防衛を成功させていた実力派だ。
そんな29歳だが、母国のボクシング専門サイト『Izquierdazo』で「イノウエは伝説だ。凄いファイターなんだよ」と強調。そのうえで「もしも、対戦が実現したらとても楽しみだね。イノウエとはいい試合ができると思っている」と語った。