「偽善的だ」メイウェザーが井上尚弥に“難癖”をつけたワケ 英記者が指摘「イノウエの輝きを奪おうとしている」
また、ミルズ記者はメイウェザーが井上について「俺の技術を学んでいるところもある」と語った部分についても「彼はイノウエの圧倒的な強さを、なんとか自分のことにしようとしただけだ」と切り捨てる。
そして、「メイウェザーには、モンスター(井上)が、まさにいま享受している大きな称賛を浴びていた頃を懐かしもうとしている。そんな『元ファイター』の臭いがプンプンと漂っている」と46歳になったレジェンドの“思惑”を指摘。ミルズ記者は、ボクシング界の大物を辛辣に皮肉った。
「メイウェザーが『過去の人』になることはない。彼の才能はあまりにも異質で、その影響力はあまりにも大きい。今の彼が自覚しなければならないのは、一線級を退いてから6年が経過した今、これ以上ボクシングの話題の中心になることは期待できないということだ。
かつて彼が掴んだ王座を占める新たな王が現れたのだ。すでにメイウェザーが巻いていた15本の世界タイトルのベルトは、違う人々の腰に巻かれている。だからこそ、ナオヤ・イノウエの輝きを奪おうとするのではなく、自分の伝説的なキャリアの輝きに浸るべきだ」
井上を皮肉り、批判も相次いだメイウェザーの言動。その余波は、今も続いている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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