敗北したタパレス戦は「過小評価していた」 再起を誓うアフマダリエフが井上尚弥らに虎視眈々「今はどの選手にも勝てる」
さらに「今は肉体的にも、精神的にも、技術的にも、自分はこの階級でベストで、誰と戦ってもそれを証明できる」と断言した29歳は、井上とタパレスの決戦に対する並々ならぬ想いをぶつけている。
「もしも、『この男がベストだ』と言われているやつがいるなら、僕は誰であろうとそいつを倒すよ。(井上とタパレスの試合は)僕の人生でも重要な試合になる。自分にとって最も重要なのは自分が持っていた2つのタイトルだよ。それは僕のものだと信じていて、望むものでもある。
もちろん両方のファイターに多大な敬意を払うよ。僕は世界中の全ファイターを尊敬している。だから、タパレスに恨みもない。彼が試合のジャッジを決めたわけではないことも知っているからね。いずれにしても、どちらが勝とうが、僕はどの選手にも勝てると信じている」
4本のベルトを有する王者たちに敬意を示しつつ、自らの自信を隠そうとはしなかった。再びの戴冠に向け、好スタートを切ったアフマダリエフは、虎視眈々と“怪物”の絡むタイトル戦線を見据えている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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