井上尚弥の凄みはどこに? 百戦錬磨の名将たちが称える図抜けた技術「彼のパンチは後ろから殴られるようなもの」
「彼は決して無駄なパンチをしない。相手のボクシングに合わせて、適切なタイミングを見つけ、有効な一発を打ち込むんだ。彼はその技術が優れていて、難なくこなしているように見える。見た目はそれほどでもないし、危険でもない。頭脳と肉体を織り交ぜながら、予測不可能な攻撃を繰り出すんだ」
フェルナンデス氏の指摘するように、心技体が揃っていると言える。だからこそ、井上は「怪物」と世界から尊敬を集める領域に達したのだろう。
下馬評では「圧倒的有利」と見られてもいるタパレス戦では、いかなるパフォーマンスを見せつけるか。井上の戦いぶりから目が離せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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