井上尚弥の“日本開催”に賛否! 世界王者たちの批判に米記者は異論「アメリカ人に遠征を求める勇気はない」

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 もっとも、先述のフルトン戦では両陣営合計で約10億円を記録。井上はもちろん、相手となる陣営が日本開催を受け入れる理由は明確である。ゆえに本人も自身のXで「日本のマーケット以上の物がアメリカにあるのなら喜んで行く。それだけの価値がここ日本にはある」と反論するのだ

 米国内にも日本開催に理解を示す記者たちもいる。米スポーツ専門局『ESPN』で記者を務めていたスティーブ・キム氏は、自身のXで「アメリカのボクサーやメディアには、外国人ボクサーに自分たちなら絶対しないような要求をしたり、期待したりする悪い癖がある。彼らにアメリカ人ボクサーに遠征や減給を求める勇気はない」と指摘。そして、皮肉交じりにこう投げかけている。

「イノウエはもう火星で戦うべきだと思う。あの惑星で彼が本当にどれだけ偉大なスターなのか見てみよう。あそこでなら誰でも絵を描くことができる」

 さまざまな意見が噴出している井上の日本開催。ここまで論争が巻き起こっている現状は、日本が生んだ怪物の人気の裏返しと言えるかもしれない。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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