米国進出の意義に異論! 井上尚弥への日本開催批判に英識者が反発「アメリカで戦わなければ、真のスターになれないのか?」
また、元WBO世界ミドル級王者のアンディ・リー(アイルランド)も、「イノウエはすでに世界最高だ」とキッパリ。「ポーターの指摘には同意できないね」とし、「日本ではチケットは常に完売しているし、それ自体がスターである証だ」と断言した。
「10年前、あるいは5年前には、アメリカでライバルを破らなければならないという議論はたしかにあった。でも、ボクシングを取り巻く状況は変わったんだ。いまやとてもグローバルなスポーツになり、あらゆる階級のビッグファイトがアメリカではなく、サウジアラビアやその他の国で行われている。日本もそのうちのひとつなんだ」
アメリカで戦わずともスターである――。鵜の目鷹の目の識者たちがそう言い残すこと自体が、井上の唯一無二の価値を十分に物語っている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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