「俺は日本の恐怖になれた」井上尚弥を“倒した”ネリが母国メディアで主張! 怪物の挽回には脱帽「言い訳を言う気はない」
さらに「フルトンのように、ただ勝利をプレゼントするために遊びに来たわけじゃなかった。最高のパウンド・フォー・パウンダーでもあるチャンピオンを一度でも倒せたんだ。負けたけど、今は落ち着いて、幸せな気分だ」と前向きに語ったネリは、こうも続けている。
「悪い気はしてないし、落ち着いている。とにかく気分は良い。もちろん、チャンピオンになって帰りたかった。でもそれは叶わなかったわけだから、これからもその道を探し続けるつもりだ。とにかく俺は本当に日本で恐怖の存在になれたと思っている。俺は日本で2度も勝った唯一のメキシコ人であり、これまでに誰も倒したことのない相手からダウンを奪ったんだ。それを俺は刻んだからね」
井上との再戦について「もちろんチャンスが与えられるならいつでもやる」と豪語するネリは、「ディフェンスを改善して、いつでも日本に戻ってくる。俺は素晴らしいことをやったんだ」と続けた。
今後については、東京ドーム決戦後に自身のXで「アディオス、122。126」とフェザー級への転級を示唆しているネリ。もしも、井上との再戦があるとすれば、新たな階級で行なう可能性が高いと言えそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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