井上尚弥は「弱さを見せたが、それでも無敵」初回のプロ初ダウンに「イノウエは人間のように見えた」欧米メディアが反応
初回に起きた“サプライズ”に東京ドームを埋めた4万3000人の観客もどよめいていた。しかし、井上は6回、ロープ際にネリを追い詰めると、右アッパーを叩き込み、さらに右フックが決まると、ネリは口からマウスピースを吐き出して崩れ落ちた。
同専門局も「イノウエはネリをパンチヒット数107対54と上回り、1ラウンドのダウンの後はほとんど触られなかった」と、井上の強さを伝え、「珍しく一瞬集中力が切れたにもかかわらず、イノウエは自分がまだ無敵であることを証明した」と綴った。
そして最後に「イノウエはおそらく126ポンドまで体重を上げ、そこで5階級制覇を目指すことになるだろう。おそらくそのとき、イノウエは自分の偉大さの限界を真に試すことができるファイターに出会うだろう」と述べている。
今回の東京ドームでのボクシング興行は34年ぶりだった。井上は日本人として初のメインイベントを務め、観客を虜にした。次は日本人初の5階級制覇を目指すのか。新たな目標を見据えて挑戦を続けていく。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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