井上尚弥を「殴ったら白目になる」と挑発も…“問題児”カシメロに母国記者は辛辣意見「悲しい現実だが、彼は最下位だ」

タグ: , , , , , , 2024/5/10

 すでにカシメロは35歳。井上は9月の次戦でIBF&WBO1位のサム・グッドマン(オーストラリア)との対戦が決定的。以降もWBA1位ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)も候補として控えているだけに、対戦する日が訪れる可能性は限りなく小さい。そもそも昨年10月以降、リングから遠のく“問題児”にチャンスが与えられる余地はない。

 そんな苦境でもなお、井上を挑発し続けるカシメロには、母国内でも「うんざり」といった声が上がっている。フィリピン紙『Daily Tribune』のニック・ジョンコ記者は、カシメロのポテンシャルを「イノウエに対処するのに必要な資質を備えていた」と指摘。そのうえで、怠慢さが否めない現状を次のように嘆く。

「カシメロの立場はどうなっているか。これは悲しい現実だが、いまの彼はスーパーバンタム級で最下位だ。おそらくイノウエだけでなく、他の上位陣とも何マイルも離れている。業界内で非常に影響力のあるMPプロモーション(元世界8階級制覇王者マニー・パッキャオの大手興行社)との関係を絶って以来、世界的に無名な相手とばかり試合をしている。にもかかわらず、彼は試合でハァハァと息を切らし、スタミナ不足を露呈している。今の彼は急速に崩壊している」

 ジョンコ記者から「イノウエとの試合以前にまともに試合をこなせるかどうか」とも断じられたカシメロ。そんなベテランを、「世界最強」とも評価を受けるモンスターが相手にするかどうかは、疑問を抱かざるを得ない。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【画像】鮮烈KOで防衛成功!”悪童”ネリを打ち砕いた井上尚弥の圧巻ファイトを厳選写真でプレーバック

【関連記事】井上尚弥に牙をむくグッドマンは何者か 敵陣営が期待する7桁規模の“怪物効果”「イノウエも人間だ。勝てる可能性はある」

【関連記事】井上尚弥の”初ダウン”はグッドマンに「希望を与えたかもしれない」 米老舗誌が見解「ネリ以上のアンダードッグだが」

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム