「可能なら7月にやりたい」井上尚弥に牙をむくグッドマンが対戦時期を交渉か 米メディアに告白「誰も無敵ではない」

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 実際、井上と共同プロモーションを担当している米興行大手『Top Rank』のボブ・アラムCEOは、現地時間5月9日に豪スポーツ専門局『Fox Sports』で「(TJ・)ドヘニーが対戦相手になる可能性もある」と言及。グッドマンの印象を語りつつ、交渉の現況を明かしている。

「今の計画ではイノウエは9月に日本で再び戦うことになっている。そして、その経過次第で、年末にリヤド(サウジアラビア)で試合をするはずだ。私は、今週、東京でサムと短い会話をする機会があったが、彼の態度にはとても感銘を受けた。イノウエと戦うのが、9月になるか、12月になるかは分からない。だが、いずれにしましても、年内にサムが戦うのは間違いない」

 一方のグッドマン本人は井上戦実現に歩み寄る姿勢を見せている。『Boxing Scene』の取材に応じた25歳は、「(井上戦が)簡単な仕事ではないことは分かっているし、大きな挑戦であることも分かっている。だけど、俺は偉大になるためにこのスポーツに取り組んでいる」と強調。「このレベルになると、誰であっても打ち負かされる可能性があり、誰も無敵ではないし、誰かがスーパーヒーローにもなれるんだ」と論じ、自身の考えを打ち明けている。

「可能なら7月にやりたい。ただ、場所は、現実的に、日本か、アメリカか、サウジアラビアになるだろうね。この3つの選択肢しかないと思う。オーストラリアに彼を呼び寄せるだけの吸引力があるとは思えないからね。俺はプロとしてまだ敵地で試合をやったことがない。でも、アマチュアでは何度も経験しているし、旅には慣れている」

 対戦そのものは決定的と見られている交渉はどのように落ち着くのか。両陣営の動静に引き続き注目だ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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