グッドマンとの交渉が混沌化!? 井上尚弥の次戦相手に“ネリの代役男”ドヘニーが急浮上「9月の対戦は俺が最有力だ」

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 ドヘニーは、ネリが体重超過した場合のリザーブ選手として、東京ドーム大会のオープニングファイトに登場。ブリル・バヨゴス(フィリピン)に4回TKO勝利し、試合後には「日本はホームと感じる唯一の場所だ」と自身のXに投稿するなど、親日ぶりをアピールしてもいた。

 そんな37歳のベテラン戦士は、ヨーロッパのボクシング情報などを発信する母国の専門メディア『Irish Boxing』のインタビューで「(井上の次戦相手交渉は)今は混戦状態だ。ボブ・アラム(米興行大手『Top Rank』のCEO)が行った最新の声明によれば、9月の対戦候補は、俺が最有力だ」と断言。井上との対戦願望を打ち明けている。

「グッドマンのチームは(井上とは)今年の後半か2025年の最初に戦うことを希望している。だからリングに上がっての呼びかけは日本での知名度を上げるためにやったことだと思う。正直なところ、俺がリングに飛び込んでマイクを握って、自分の意見を言いたかった。けど、グッとこらえて、我慢したんだ。

 どちらにしても、俺にもタイトルを手にするチャンスはある。WBOランキングで3位につけていて、もうすぐ2位に昇格する予定だ。今年はどのような展開になったとしても、少なくともイノウエか、空位の王座(井上がベルトを返上した場合の挑戦)か、どちらかのコーナーに立つことになる」

 もっとも、ドヘニーの“希望”が叶うかは不透明ではある。グッドマンが1位となっているIBFとWBOの両団体が指名試合の延期を認めるのか、そして井上自身がモチベーションをいかに保つのかといった問題が山積しているからだ。

 混沌としている状況からいかにベストな答えを導き出すか。今こそ、抜群の交渉力を発揮してきた井上陣営の手腕が問われている。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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