「理解できない」“王座剝奪覚悟”の井上尚弥にフィリピン記者が辛辣意見「逃げたのはカシメロ戦に続いて2度目」

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 井上がアフマダリエフに勝利していたマーロン・タパレス(フィリピン)を倒している実績を考えれば、暴論とも言える。だが、レイノソ記者は「まあ、イノウエが逃げるのは今回が初めてではない」と指摘。「2020年にカシメロを押しのけ、イノウエが選んだのはジェイソン・モロニー(オーストラリア)だった」とも訴えた。

 もっとも、カシメロ戦が実施できなかったのには明確な理由がある。

 2020年4月当時、バンタム級の2団体統一王者だった井上はカシメロとの3団体統一戦が決まっていた。しかし、世界的に感染が拡大していた新型コロナウイルスの影響で試合は中止に。そうした中で井上は対戦相手を厳選してモロニー戦を米ラスベガスで実施した。

 その後も両雄には対戦の可能性はあった。だが、体重超過など問題行動を連発したカシメロがWBOから王座剥奪の処分を受け、ついには実現に至らなかったのだ。そうした背景を考えても、レイノソ記者の一連の言い分には疑問を抱かざるを得ない。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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