井上尚弥の“超過密計画”を米報道 ラスベガス再上陸→約2か月で国内防衛戦も 挑発止めぬ因縁のアフマダリエフ戦はいつ?
そんな因縁の試合を含めた年間4試合計画は以前から本人を含めた陣営が公言していたことではある。1月24日のキム・イェジュン(韓国)戦後に「試合の感覚があるまま進んでいける」と本人は明言。その上で、米ラスベガスでピカソ、サウジでアフマダリエフ、そして階級を上げて同じくサウジでWBA世界フェザー級王者のニック・ボール(英国)に挑戦する意向を語っていた。
ただ、『The RING』が「暫定的」としながら報じた日程を改めて見ると、各試合間隔は約2か月しかなく、超ハードスケジュールと言える。1月24日に行われたキム・イェジュン(韓国)との試合を4回KOとほぼノーダメージで終えたように、「打たれない」モンスターとはいえ、異例のタフな戦いになるのは間違いない。
過去4階級で人知を超えた強さを発揮してきた井上ならば、そんな超過密日程すらも容易くこなしてしまいそうにも思えるが、果たしてどうか。いずれにしても、メインイベンターとしてのラスベガス再上陸、そして日本凱旋、さらにはサウジデビューと、モンスターの世界的な声価が高まるであろう戦いへの興味は尽きない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】なぜベガスでアフマダリエフより“無敗の24歳”は推されるのか 井上尚弥の次戦候補ピカソが秘める「理に叶った要素」【現地発】
【関連記事】「2年後に中谷戦を見たい」戦慄KOの井上尚弥、“第二の師匠”が語るキム戦とモンスターの近未来
【関連記事】井上尚弥は「パワーだけじゃない」 愛弟子を打ち崩された英名伯楽が語った“怪物”「あの子は別格だ」






