最強・井上尚弥にどう立ち向かう? メキシコの秀才戦士ピカソの“告白”「イノウエが勝つ可能性が高いのは事実だ。でも――」
井上との対戦が囁かれているピカソが「打倒・怪物」について心境を語った。(C)Getty Iamges
当代最強と言われる偉才との対決に恐れはない。
目下、小さくない注目を集めているのは、ボクシングのスーパーバンタム級4団体統一王者である井上尚弥(大橋)の次戦だ。すでにボクシング専門サイト『Boxing Scene』などの複数の米メディアは、WBC世界同級1位のアラン・ピカソ(メキシコ)と5月3日に米ラスベガスでの対戦が「決定的」と報道。モンスターと新進気鋭の若武者とのスーパーファイトに関心は集まっている。
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依然として正式発表はなされてはいない。だが、挑戦者は「世界最強」とも言われる井上とのタイトルマッチに向けてやる気十分といった様子だ。「メキシコの東大」と言われるメキシコ国立自治大に在学し、神経解剖学を学んでいる知性派として知られるピカソは、自身の胸中を地元メディアで明かしている。
元世界4階級制覇王者であるエリック・モラレス氏(メキシコ)のYouTubeチャンネル『Un Round Mas』に出演したピカソは、「ナオヤには多くの強みがある。パワフルで、スピードもあって、遠距離だろうと、至近距離だろうと、関係なく上手く動く」と井上を絶賛。「彼にはリングの内外で大きな尊敬を抱いている」とリスペクトを示した。
「ノニト(・ドネア)との試合はすごかった。ノニトはなんどもダウン寸前まで追い込んだけど、ナオヤは倒れなかった。2度目の対決では完全に仕留めていた」






