かつて燃えた42歳の老兵に機会はあるか ドネアが米メディアで発信した井上尚弥との“三度目の正直”「もう一度、踊りたい」

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 3年後に実現した2度目の対戦では井上が2回TKOでドネアに完勝。ただ、勝者による「ドネアだったからこそ自分はここまで燃えることができた」との言葉が示すように、両雄のライバル関係は周囲を滾らせるものだったのは間違いない。

 もっとも、井上側が3度目のマッチメイクに興味を示すかはわからない。今もトップ戦線をひた走る日本の至宝は、今年5月に米ラスベガスでラモン・カルデナス(米国)とのスーパーバンタム級での防衛戦が決定。さらにムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)とのタイトルマッチや、フェザーに転級してのニック・ボール(英国)戦、さらには中谷潤人(M.T)とのドリームマッチ実現も現実味を帯びてきている。

 それでもドネアは「モンスターと戦うときには誰もが認める戦いをしてベルトを全部取りたいんだ」と断言。「とにかく自分をレベルアップさせたいと思っている。だから、先に118ポンド(バンタム級)のチャンピオンであるナカタニと戦いたい。そして、モンスターだ。自分にはそれができるとわかっている。これが自分の考えているゲームプランだ」と続けた。

 無論、ドネアはリングに立ち、いまだ実力が衰えていないことを示す必要がある。中谷、そして井上との対戦が実現するのは、それからとなる。となると、やはり現実味は薄いように思えるが、果たして――。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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