「かなり効いてる」ピカソが父親に訴えていた悲痛な声 井上尚弥に圧倒された男が認めた“敗北”「負けた。僕のパフォーマンスが明らかに足りてなかった」
総合力で圧倒されたピカソ。試合終了直後こそ、米誌『The Ring Magazine』のフラッシュインタビューで「しっかりと彼に立ち向かい、時には自分が優位に立っている、より強いと感じることさえあった」「敗者で去ることにはなるが、僕自身は勝者だと感じている」と強気な発言を繰り返していた25歳だが、日が経ち、プロキャリア34戦目で初めて喫した敗北を、冷静に振り返ることが出来たようである。
現地時間12月29日に自身のインスタグラムを更新したピカソは、こう綴っている。
「今回は負けてしまった。僕らはチャンピオンになるチャンスも失った。だけど、僕の肺はまだ呼吸し、心臓は力強く鼓動している。だから、これまで以上にトレーニングに励むつもりだ。ナオヤ・イノウエと彼のチーム、そしてボクシング界に心からの敬意を表したい。しばらくして試合を見直したけど、今回は僕のパフォーマンスが明らかに足りていなかった。今後も努力を重ね、次の試合こそ最高のパフォーマンスを発揮することを約束する」
井上に打ち敗れ、茫然自失となったピカソ。彼がここからいかに再起していくかも興味深い。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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