「イノウエに不可能はない」米ジャーナリストが断言! 偉大なるパッキャオ級の快進撃に期待「疑うことは愚かだ」
ボクシング界の酸いも甘いも熟知するコッピンジャー氏は、パウンド・フォー・パウンド(全階級で体重差のハンデがない場合に誰が最強であるかを指す称号。PFP)においても井上が、あらゆる猛者の中でダントツの立場にいると訴えている。
「イノウエがパウンド・フォー・パウンドのキングであることにもはや疑いの余地などない。土曜日にはウェルター級の4団体統一をかけてエロール・スペンスJr.とテレンス・クロフォードが戦うが、おそらく彼らが得られるのは2位の座だ。1位は新階級での初戦で王者をあっさりと退けたイノウエのものだ。今、ボクシング界において彼と同じパフォーマンスをみせられている選手は他にいない」
さらにコッピンジャー氏は、「イノウエはなんでもできる」と断言。ライトフライ級でキャリアをスタートさせてから約20キロの増量に成功し、偉大なる6階級制覇をやってのけたマニー・パッキャオ(フィリピン)を引き合いに出し、「イノウエなら同じか、それに近いことが可能かもしれない。少なくとも彼が今までに成し遂げてきたすべてを考えると、この日本人を疑うことは愚かだ」と期待を寄せた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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