井上尚弥へ揺るがぬ評価! PFP投票で唯一の票を投じた米誌編集長が指摘「クロフォードも吞気にいるべきじゃない」

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 今回の投票について「私が少数派であるのは分かっている」と記したフィッシャー編集長は、井上を推挙した理由も明かしている。

「どちらが1位となっても間違いにはならないと心の底から感じている。なぜなら、どちらも世代を代表するタレントだからだ。しかし、私はイノウエをパウンド・フォー・パウンドのキングとすることにこだわった。

 イノウエはプロでわずか25戦目にして、4階級王者であり、元4団体統一王者でもある。彼はスーパーバンタム級でナンバーワンと評価されていた相手を、同階級での初戦で圧倒したんだ。クロフォードがより実績があり名高いスペンスを相手に同様に圧倒したことは分かっているが、私はテキサン(スペンス)の交通事故、目の手術、減量苦、ライフスタイルといった背景を考えずにはいられなかった。フルトンは、始まって早々に機能しなくなったスペンスよりも、フレッシュで、多才なボクサーだったと思う」

 さらに「イノウエと同じぐらい価値がある」とクロフォードを称えながらも「イノウエは今年が終わるころには2階級で4団体統一王者になる。おそらく我々はこの議論を見直すことになる」と断言。そして、「イノウエが1位になるには5階級で主要タイトルを勝ち取る必要があるかもしれないが、すでに彼はそこへ向かっている。だから、バド(クロフォードの愛称)も呑気に身構えているべきではない」と井上の進化を強調している。

 惜しくもPFPでは2位に終わった。しかし、日進月歩で進化を続けるモンスターの声価は高まっている。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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